浅草支部について

支部長挨拶

令和5年の東京税理士会浅草支部第73回定期総会をもって、第29代支部長に就任いたしました髙橋邦夫と申します。よろしくお願いいたします。
東京税理士会浅草支部ホームページへのアクセス、誠にありがとうございます。

伝統ある観光地、浅草の街はしばらくの間観光客の減少により寂しい状態でしたが、最近ではインバウンドの復活により観光客も増加し、三社祭や隅田川花火大会の4年ぶり開催など、活気が戻って来ております。
浅草支部の地域は、雷門や浅草寺を中心とするいわゆる浅草だけでなく、清川、今戸、千束、蔵前、鳥越、浅草橋辺りまで含む台東区の東側半分となります。有名な三社祭以外にも浅草寺での羽子板市、ほおずき市、千束の酉の市、鳥越祭りなど、一年を通して昔ながらの様々な行事が行われています。
浅草支部の歴史も古く、昭和25年の東京税務代理士会浅草部会創立から73年を迎え、現在280余名の税理士が所属しております。

税理士は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそって、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命としております。
この使命を達成するためには、従来の税務や会計の知識・経験だけでは対応できなくなってきています。電子申告が普及してきて、最近はキャッシュレス納税やスマートフォンによる電子申告などの理解が必要不可欠となってきているとともに、平成28年から始まったマイナンバー制度、令和5年10月からのインボイス制度、電子帳簿保存法による電子取引データ保存義務化など、税理士業務に直接影響を与える新たな制度が続々と始まっています。
浅草支部では税務や会計の研修はもちろん、これら新しい制度に対応するための研修会についても積極的に開催し、浅草支部会員の税理士は日々研鑽を積んでいます。

税理士は、税務代理、税務書類の作成、税務相談、を主な業務としていますが、税理士会では社会貢献事業として、地域の中学校、高校における租税教室、成年後見制度への取組み、小規模事業者に対する確定申告時期の無料相談や毎月の無料税務相談会などを行っています。税に関するご相談がある方は、浅草支部事務局へご連絡下さい。

最後に、支部会員の多くの皆様が支部活動に関心を寄せて戴き、会務に参加していただけるよう努めて参りますのでご協力よろしくお願いいたします。

東京税理士会浅草支部 第29代支部長
髙橋 邦夫